毒親育ちのワーママライフ

毒親育ちの二児の母。復職一年目。

毒母は几帳面、完璧主義

毒母は几帳面、完璧主義と自称している。

 

その発言をするときは、大体私を小ばかにする時だ。

 

折り紙の角が曲がっている!!

きっちり折らないと。本当に不器用ね。

あんたは保育士になれないわ。

(毒母は保育士。保育士は世界で一番尊い仕事だと思っている。娘である私より仲間の保育士を気遣う)

 

うーん、角が確かにきっちりしていたほうが見栄えはいいが、

不器用、保育士になれない発言は必要か?

 

特に私は子供が嫌いだし、保育士になりたいとは全く思っていないのに

保育士になれないわ発言は意味がわからなかった。

 

あとは、私は完璧主義!

あんたは本当にいい加減な性格ね!

これはよく言われた。

私はいい加減なダメな子なんだという認識を与えられた。

 

高校、大学、社会人と親元を離れるにつれて周りから私の評価は違った。

はなももちゃんほどやさしい子はいない。

はなももちゃん、美人でドキドキする。

はなももさん、は言わなくてもなんでもできる子。

一いえば十できる人。

 

毒母にはかけられたことのない言葉の数々。

どっちが本当の私なのか戸惑うことも多く、素直に受け止められなかったのが悔やまれる。

いろんな評価があって当然で、都合のいいものだけ受け入れていければよかった。

 

毒母は、典型的な過干渉タイプの親で、私をがんじがらめに自分の手元に固めていた。

だから、どうしても毒母の意見や言葉が全てだと私は思っていたんだよね。

 

ちなみに完璧主義、を名乗る人間はこれまでそろいもそろって仕事ができない人たちばっかりだった。

 

完璧の範囲ははその人にとっても自己認識。

締め切りや周りへの配慮なんて全く考えない人率100%。

 

社会人になり毒母への評価も変わる。

完璧主義は自分にとって都合のいい評価軸。

完璧主義の割には家事は落第点だった毒母。

 

毒母は不思議なくらい自己評価が高い人間だったが

その一端は「自称」完璧主義なのかも。