毒親育ちと仕事 その1
現在育休中で4月より仕事復帰を控えている身だ。
4月よりどう働いていくかの棚卸し。
私は「仕事ができる」と評価されることが多い。
与えられた課題を適切にこなし、成果を出す。
特に自走が得意だ。
一から十まで全部教えなくても、大枠さえ言ってもらえれば
自分でマニュアルを調べ読み込み、周りの人の見様見真似ですぐに仕事ができてしまう。
毒親育ち故、できないことを「なぜできないんだ!!!」と怒鳴られ続けたので、
自分でやることが得意なのだ。
だから、仕事を始めて一年ほどは非常に評価が高い。
すぐに飲み込み理解し、周りの助けもなく何でもこなしてしまう。
が、ここの落とし穴がある。
「なんでも自分でこなしてしまう」=「人に頼ることができない」のだ。
よって、二年目以降私は毎度苦労する。
はなももさんはできる、という評価が与えられたくさんの仕事が降ってくる。
周りに頼ることができないから、ひいひいゼイゼイいいながら仕事をこなす。
もっとはなももさんはやれるから。。。とますます仕事を増やされ、
なんとか回そうとして、あらゆることを犠牲にし、仕事に邁進し、
大概メンタルを病んできて辞める(笑)
毎回これの繰り返しである。
で、次の職場こそはアップアップにならないよう、
ほどほどでいこう!と決意するのに
親から褒められたことのない私は
もっと褒めてほしくて認めてほしくて
頑張ってしまう。
また、
私は周りに頼れない上に、社内政治が非常に苦手だ。
職場内で味方を作るのがへたくそ。
仕事って、結果を出すのが全てだと長年思っていたけれど、
そうじゃない。会社はいろんな部署や人が複雑に絡み合うある種のチームワークスポーツ。長く勤めるには横の連携を強固にするのが必須。
ということをアラフォーになって気づく私(笑)10年遅いわ。
二度目の育休に入ったのは、この社内政治に失敗したから。
時短勤務で復帰したので、周りから散々嫌味を言われ、負けたくなくて(この辺も毒親育ちがでちゃってる。負けず嫌いだった毒母の影響をもろに受けている、鬱)、必要以上に頑張って。家庭も育児もボロボロ。
でも、やっぱり時短勤務だから成果を上げるのには限界があって。
いや、時短勤務なのにフルタイムの人と同じ仕事量こなしていたからすごいことなんだけどね。コストパフォーマンス最強じゃん!!みたいな。
でも、周り全員が認めてくれるわけじゃない。
横の連携フォローがやっていなかったから、同僚と揉めたときに味方になってくれる人がゼロで。
いや、そもそも同僚と揉めるきっかけになったのも、時短勤務で嫌味を言われ続けて周りを見返したかったのもあるが。
ともかく、土台となる親との愛着関係がうまくいっていない私は、人との交流をするのがへたくそ。
子供の時から友達を作るのが苦手だったし、チームスポーツや集団で何かをするのがすごく苦手だった。
そりゃ、親から一方的な愛情しかもらっていなかったらそうなるよね。
で、今後どうするかというと。
職場の人たちは残念ながら誰も入れ替わらず(笑)、私は元居た環境に戻るしかなくなったので、幸いにも対策は取りやすい(と思うことにした!)
周りは変わらないから、自分の考えや行動を変えるしかない。
その2に続く。