料理のできない毒母。
毒母は料理のできない人だった。
子供の頃の一週間の食事メニューは、
マック、吉野家の牛丼、ベントマン、ココイチ、レトルトカレー、カップラーメン、コンビニ弁当、スーパーの値札の貼ってある弁当、冷凍パスタ。
おっと一週間以上ある(笑)
日替わりでこれらが出た。
自炊は週に2ー3回かな?
食卓にレトルトカレーが並ぶとがっかりしたなぁ。
レトルトカレー美味しいけど、さすがに毎週のように食べ続けていたから
味を覚えてしまい、今は受け付けなくなってしまった。
ごくごくたまーにご飯が作れなくて、レトルトカレーを出すと夫や子供は大喜びする。たまに食べるから美味しいんだよ。
仕事をしていたのもあるけど、扶養内のパートだったから短時間で毎日でもなくて。
なぜ、あそこまで料理ができなかったか不明。
気が付いたら夕方になっている毒母。
単純に要領が悪いのだと思う。
作り置きしたりさ、朝とか時間があるときに料理を仕込んでおくとかできないの。
で、一度毒母に
もう少しちゃんとした料理を食べたい、と訴えたことがある。
もうそれはそれはこっぴどく怒られたよね(笑)
私はこんなに頑張っているのに!なぜお前はわからないんだーーー!!って。
仕事のある日や体調が悪い日、
たまに手抜きする日があってもいいと思う。
でも、毎日はない。考えちゃう。
毒母は仕事のない日に友達とお出かけしたり、自宅でお茶会したりと自分の趣味に奔走し。
もちろんリフレッシュは大事だけど、明らかに家事が回ってなくて。
だから、私も文句言いたくなってしまったの。
でも、私が何を思ってそう発言したか考えられないし、受け入れられない。
自分の感情が全てな毒母だから。
ご飯を作ってほしいという私の願いを無視し、
結局添加物にまみれた食生活は続くのであった。
一人目の出産のとき、里帰りしたけど、
当たり前のようにお昼にレトルトカレーや冷凍パスタ、カップラーメンが出てきてびっくりしたよね。
それでいて、「母乳いっぱい出さないといけないから、たくさん食べてね!!」と。
たくさん食べれる食事かな(笑)
結婚して家を出てから、この毒母の食生活を糧に
原則自炊だった私は、この里帰り中の食生活が嫌で嫌で仕方がなかった。
私は結婚してから、正社員として働き、子供も生まれて、時短正社員として毎日働いていたけど、普通にご飯作れたな?
だから、なぜ毒母がダラダラとご飯を作れなかったか、未だに理解ができない。
毒母に言われた
「子供いながら働くというのは、髪を振り乱しながら働かないといけないんだよ」
というのは、毒母が要領悪くてご飯が毎日作れなかった過去が関係しているのだろう。
毒母はそうであっても、私は違った。
というより、世の中の母親はそつなくこなしている人が大半なのだと思う。
でも、毒母は自分が要領が悪いなど露とも思っていなかったはずだ。
自分を冷静に分析する力がない。
受け入れる力もない。
だから、もう疎遠になるしかなかった。