自分の子供には好きなだけ怒ってよし
毒母は実家において絶対君主だった。
本人もそれを自覚していた。
この家で私が一番偉い。
逆らうやつは叩いてよし、怒られてよし。
私はなぜ毒母がそこまで偉そうにしているか全く理解できなかった。
時々反発しては、そのたびに怒られた(笑)
毒母は脳がどうかしているのかと思うくらい沸点が低く、すぐに怒る。
先ほどまで笑っていたかと思えば、気に食わないことがあると突然怒り出す。
感情温度が一気に100度まで沸騰。その変わり身の早さはびっくりであった。
しかし、見栄っ張りであるので外にそれを出そうとしない。
で、ため込む。
ため込んでため込んで……家で爆発させる。
毒母はよくあなたのために怒っているのよ、といった。
子供のころはそれを鵜吞みにしていた。
というより、とにかく毒母に怒られないように地雷を踏まないように生きていた。
よって、私は他人の感情の機敏を悟るのがとってもうまい。
毒親育ちの人は
HSP要素のある私だけど、後天的、毒母の影響であることは間違いない。
毒母が怒り出す内容はささいなものも多く、
聞かなかった場合、自分に逆らった場合、自分の機嫌が悪かった時などなど
ま、王様なので(笑)自由なのだ。
好きな時に怒って、ストレスを発散させていい。
毒母はこの家で一番偉いのだから。